
「ゼロ軒め ロボ酒場」
渋谷 MODIの地下1F HIS渋谷店の中にあるロボットカフェ。2018年2月1日みオープンしたこのカフェは開店当初大変大きな話題になりました。
開店から既に3年経ちますが、今もロボットが元気に営業中です。まだ未体験の方は、ぜひロボットカフェの面白さと可能性を体験してみてください。
※期間限定の実証実験だったため、現在は実施しておりません。

店舗内設置型ロボットブース
これまでの筐体一体型の設置スタイルではなく、通常の店舗内に作られたスペースにロボットシステムのみQBITで設置するスタイル。飲食業にとってスペースは重要な要素であり無駄にはできないため、できる限りコンパクトなシステム設計が求められた。
可能な限りコンパクトに
カクテルを6種類+ビールで7種類をお酒を作る。可能な限りコンパクトに収めるために、各機材のレイアウトを社内の実験施設で製作し検討して行った。課題は1杯の制作時間。レイアウトがコンパクトでも制作時間がかかってしまっては収益に影響する。


メンテナンス、補充のし易さ
実際の店舗で運用するにあたり、メンテナンス性や補充のし易さなども重要となります。
QBITではロボットフレンドリーな環境構築に3Dプリンタを利用し独自の治具を作成しています。
ドリンカーロボットの完成
設計から2ヶ月という短い期間で完成しました。これは「QBITサービスロボット開発基盤」を利用する事でソフトウエア開発期間を短期間にできるので短納期を可能としています。開店後は非常に多くのメディアに取り上げられ、海外にも発信された事で海外からも多くのお問い合わせをいただきました。
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常連さんから子連れファミリーまで、ロボ酒場は幅広い層のお客様に受け入れられていました。」
「皆さんスマホで動画を撮り楽しまれています。新規のお客様やロボット目当てのお客様が多かったとはいえ、総じてお客様に受け入れられました。非難やクレームは一切なかったですね」と籾谷氏。ロボットがきっかけとなり、新規のお客様層として、子連れファミリーや外国人が増えた。
「常連のお客様(年齢層高め)も、ロボ酒場を利用されてましたよ。恥ずかしいからか、他のお客様がロボ酒場を使っていないタイミングを計って買ってました」と、海野氏は笑いながらエピソードを紹介してくれた。ロボ酒場は幅広い年齢層に受け入れられたと語っていました。
右:養老乃瀧株式会社 営業グループ
関東エリア直営 エリアリーダー 籾谷 佳生氏
左:養老乃瀧株式会社 商品企画チーム 海野 洋介氏

今後のロボットへの期待
「ロボットは何時間でも働き、休まない。有休がいらない。破損を出さない。汚さない。」と、生産性という数値では示せない、ロボットの魅力を語るとともに「今後、先に行けば行くほど、投資回収は短くなります」と籾谷氏はロボットへの期待をお話いただきました。